「はあれむ」


ねーねー貴方ー
今日は何をしてくれるのかしらー♪

幽々子様ばっかりずるいですよ！
私だって彼のことが大好きなんです！
たまには私だって…その…あ…
愛して…下さい…

だってここは私の場所だしねー
貴方だって、色を知らない子に四苦八苦するよりは、私みたいなお姉ちゃんの方が良いわよねー

それで言うなら一番は私になるわね
私は幽々子のようにはぐらかして楽しんだりはしないわよ
さて、それじゃ今日はお姉さんとイイコトしましょうか

態度も疑問ですが、貴女は何より年齢をはぐらかし過ぎている
自分の年齢に自覚を持ち、それらしい行動を心掛けること
それが貴女が彼に出来る善行です

おー映姫様が言ったわー♪
いいわもっとやr

貴女もですよ
そもそも子孫繁栄という観点において、若い者の方が有利であることは明白です
ですから、彼に相応しい者はここにおいて誰よりも若い容姿である私であることは、覆すことの出来ない真実なのです
彼のことを考え手を引くこと
それが貴女達に出来る善行です

わ、私だって若いですよ！

若いというか…二人ともこどm

子供じゃないです！
子供ではありません！

えーっと…ごめんなさい
何だか怒られてしまったし、仕方がないから私とどこかへ行きましょうか、貴方

どさくさに紛れてどこに行こうとしてるんですか！？
…ってあれ？

消えた…
ということは…

みなさんごきげんよう

ゆ、紫様！

連れていかれちゃったわねー
残念だわー
今日こそは既成事実の一つ位作ろうかと思っていたのに

彼に変なことしないでください！




あ、あの…幽々子様
一人で何をしてるんですか？

んー？
そうねー
一人ハーレムごっこかしら
まるで私以外に妖夢とか紫とか映姫様がいて、彼の取り合いをしているようだったでしょう♪
色々な方の声を覚えたからこそ出来る芸当よ
これでいつでもハーレム状態になれるわ♪

またみょんなことを…



※特別（でもない）出演
黄緑＝妖夢（幽々子）
薄紫＝紫（幽々子）
濃緑＝映姫（幽々子）
下部の黄緑＝妖夢（本物）



おしまい