こんにちは
あ、閻魔様、お久しぶりです
幽々子様に用事ですか?
はい
幽々子さんはいらっしゃいますか?
生憎逃げ出してしまったんですよ
ちょっと剣を見せただけなのに
あ、そうだ
閻魔様
この剣…どう思いますか?
赤く染まって…とても綺麗ですよね?
ふふ…
…ああ、今日は13日の金曜日ですか
それにしても、どうしてこうなってしまうのでしょうね
少し興味があります
浄頗梨の鏡を私的な好奇心で使うのは気が引けますが
どれ…
きゃああああ!
どうしたの妖夢
…ってあら
貴方は13日の方ではないの
お久しゅうございますわ♪
うう…怖いです…
半分とはいえ、私達側の方が怖がってどうするのよ
いいかしら
私達はむしろ怖がられないといけないのよ
そんなの無理ですよ…
無理ではないわ
私だって普段のほほんとしているけれど、みすてりーすぽっととかに言ったら凄いのよ
それはもう、阿鼻叫喚戦々恐々極楽浄土といった感じよ
そうなんですか?
そうよー♪
だから妖夢も私を見習って、きちんと人を怖がらせられるようになりなさいね
で、でもどうすれば…
そうねー…
いきなりは無理でしょうし、まずは貴女が怖いと思っている方を真似てはどうかしら?
そこの仮面の人が怖いです…
あと剣の稽古の時のお祖父ちゃんも…
それならその二人を真似てみなさい
えと…13日の金曜日に剣を振れば良いのかな…
…なるほど
あ、閻魔様!
こんなところにいるとあb…ではなく、少しお話したいことがあるのですわ♪
これから夜雀のところでお話でもしましょうよ♪
幽々子さん、妖夢さんについて何か心当たりはありますか?
…え?
何がですか?
はあ…
貴女は従者の性格と自分の言動について理解が足りない
過去を振り返り自分の言動を見直し、従者を改善させること
それが貴女の出来る善行です
え、ちょ、閻魔様ー!
おいてかないでー!
13日の斬妖夢零