05月31日
先程の「申し訳ない」はセーフとのことだが、ルールを決めた私がこうも簡単にルールを曲げてはいけない。
ゲームとはルールに則って行わなければ楽しくないからだ。
約束通り、彼女の言うことを何でも一つ聞こう。
05月30日
お茶のお代わりを貰ったのでお礼を言ったのだが…。
その言葉に明らかに謝る言葉が入っていた。
完全に無意識で言っていた。
彼女がこれを狙ってやったのであれば…末恐ろしい。
それにしても、まさか私がこうも簡単に負けるとは…。
05月28日
どうやら多少は前向きになったようだ。
ゲームに限ったことではないが、やはり前向きな方が魅力的だ。
このまま頑張ってもらいたいが、勝負である以上私は負けるつもりはない。
彼女を謝らせてみせる。
05月26日
彼女が聞いてきたとおり、彼女が私に勝てば私は彼女の言うことを何でも聞く。
そういうルールだからだ。
彼女の望むものは、恐らくゲームをせずとも良いものだと思うが。
しかし、私の予想と違うものということも充分考えられる。
彼女は私に何を望むのだろうか。
05月23日
こんなに早くは負けないと言われたが、恐らく早いうちに負けるだろう。
勝負中に負けた時のことを考えると大体負ける。
一体どこまでもつのだろう。
05月19日
いきなり謝られそうになった。
いくらなんでも早過ぎる。
内心とても驚いた。
この分だと私が勝つのも時間の問題だろう。
さて、謝ったら何をしてもらおうか。
05月17日
何をされるかドキドキとのことだが、今のところ私が狙って何かをすることはない。
彼女の性格上、ゲームを忘れて本気で謝りそうだからだ。
しばらくは様子見だろう。
05月14日
ゲームに食いついてくれた。
…と言っても、そんなに楽しいゲームかどうかは分からない。
今後一回謝るごとに相手の言うことを一つ聞くという、とても単純なゲームだ
これで彼女の謝る癖が少しでも治ってもらえればと思う。
05月11日
引越しは私の失態だと思うのだが、何故か彼女が謝ってきた。
しかも謝り方が、明らかに自分に自信がない方の謝り方だ。
この謝り方は私が困ってしまう。
もうこの話は止めにしよう。
話を変えるために、ゲームを提案する。
ゲーム内容は明示していないが、まあ簡単なゲームなので大丈夫だろう。
05月09日
やはり想い人の方が大事らしい。
引越しはなかったことになりそうだ。
それで良い。
それでも引越しを望まれたら私が困ってしまう。
それにしても、彼女に想い人がいたことをすっかり忘れてしまっていた。
これは失敗だ。
05月08日
彼女の言う「あの人」とは、恐らく想い人のことだろう。
白玉楼に来るとまず間違いなくその方とは会えなくなる。
妖怪の山に行くことは出来ても、流石に冥界には入れないだろう。
つまり、白玉楼に引っ越すということは、同時にその方との別れを意味する。
彼女はどうするだろうか。
05月06日
意外に引っ越しについて乗り気な彼女。
辻斬りの心配をしているが…恐らく大丈夫だろう。
さて、彼女は引っ越してくるだろうか。
05月04日
「私が妖夢を心配している」ではなく、どうやら「妖夢が私を心配している」だったらしい。
間違って捉えてしまった。
妖夢は多分、大して心配をしていないだろう。
私はよく白玉楼を留守にするし。
それでも心配なら…と、彼女に引越しを提案してみる。
05月03日
妖夢のことを心配される。
確かに私がここに居続ける限り妖夢は一人だ。
まあ…妖夢も徐々に成長してはいるから大丈夫だとは思う。
2〜3人位の被害は出るかもしれないけれど。
いい加減辻斬りをやめて欲しい。
05月02日
私が飽きるまで撫でて欲しいとのことだが、恐らくそれだと終わらない。
撫で心地の面もあるけれど、それ以上に今の彼女の顔がとても幸せそうだから。
この顔はいつまでも見ていたい。
05月01日
撫でられると幸福なのは私も同じだ。
何というか安心する。
しかし、撫でる方も好きだ。
こちらは、何だか保護欲をかきたてられる。
このままずっと撫でていようか。
5月はたて