阿笠博士「な、何じゃとぉ!?
それは本当なのか新一君!?」ああ、間違いねぇ!!
黒ずくめの奴らの仲間を見つけたぜ!
恐ろしいほどの偶然が重なってな!
急いで杯戸町3丁目の大八木交差点にビートルで来てくれ!
わ、分かった!お次は……(ピッ)(プルルル……)
(ピッ)
蘭「あ、コナン君
忘れ物見つかった?
ええっ?博士と偶然会って、これからトロピカルランドに行くの!?」うん!そういうことだから、また帰る時電話するよ!(ピッ)
ほう、見事な二重人格を用いているね工藤君あはは……
さて、奇しくも我々が関わってしまったアナウンサー、水無怜奈が黒ずくめの仲間だったわけだが……まぁラッキーじゃったのぉいや、その逆……最悪だよ
え?彼女の靴底についた発信器と盗聴器、あれが見つかれば、奴らの矛先は必ず毛利探偵に向かってしまいます
直前まで接触を続けていた張本人ですからねと、ということは……ああ、消しに来るだろうな、確実に……周りの人間までも……
出来れば回収をしたいところですが、この状況ではそれも困難ですねん?発信器の移動が遅くなって、エンジン音が反響している……
どこかの屋内駐車場にでも入ったようだねじゃあその中のどこかで彼女は奴らとシッ!何かに近づいていってる……車か?
独特の不等長なアイドリング音、レスポンスのいい噴き上がり……
そんなエンジンを積んでいるのはワーゲンかスバル、もしくは奴の愛車の
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