相変わらず、世界観が統一されていない事が説明でも明言されているな。
しかし、基本的な舞台は現代日本、都内某所であると見られる。
ちょっと髪型が極端な事を除けば平凡な高校生、須藤鈴が主なキャラクター。
須藤も外川も比良木も、戦う術を持たない普通の人間たちさ。
そんな須藤鈴たちが暮らす地域周辺の噂によると、
そこには白目の男と呼ばれる怪人が住まうとされている。
気に入った人間をさらう、さらわれた人間は二度と帰ってこれない、
そんな物騒な噂の根源がなぜか至って普通にのうのうと歩いている怪奇。
穏やかな日常は今日も流れ続ける。
それがないある。だ。
因みに、ナーシャやローベリアは元々都内某所の人たちではない。
元々二人が存在しているのは魔法やら機械やら異種族抗争やらのファンタジー世界。
この都内某所へ訪れた方法は不明。
その世界での人物設定の延長線上にないある。での二人の生き方があるものの、
ないある。での二人は必ずしも元の世界の二人であるとは限らない。
そして僕は……そのどちらの世界の人間でもなかったんだけど、まあギリギリ須藤側の世界に食いこんでるパターンだ。
……変な特殊能力や体質があるって時点でちょっと浮いてるの分かるだろ?
確かに現代日本が舞台の世界観にはいたけど、須藤たちとは異なるネタのもと生まれたわけ。
……ま、こんなところか。
説明でオリキャラバーゲンセールって言ったのは、こういうごちゃっとした理由があるからさ。
因みに○○ことお前もまた、須藤たちみたいな至って普通の人間。
現実のお前のスペックか、お前の思い描く普通の人、って枠組みの誰かがそこに当てはまるぞ。
まあ自分として会話するか何らかのキャラとして会話するかはお前に任せるよってこと。
僕らはお前の事を、この画面一枚挟んだお前自身……として見てる節はあるけどな。
世界観