(溶かすつもりで鈴のもとへやってきたあなた。
しかしそこに彼の姿は無く、置手紙がのこされていた)

何らかの嫌な予感がするので僕は旅に出ることにした。
お前がこれを見る頃、僕はもう町にはいない。
きっともう二度と会うことも無いんだろうな。
お前のことだから、再会すると同時になんかしかけてきそう。
もう、怯えるのはやめだ。
さよなら。

(鈴はいなくなってしまった。
この町の、どこにも。)
髪を溶かす