○○ちゃん?
そんなに急いでどうしたの?


(事情を話そうとすると、後ろから足音が近付いてきた)

…ああ、なんとなく事情は分かったよ
取りあえず、こっち。


(手を引かれて草むらに隠れると、不動はこちらに気付かずに走って行ってしまった)

見つからないで良かったね。
…あ、


(ヒロトの手が頭に伸びてきて、すぐに離れる)

ふふ…葉っぱ、ついてたよ。
って、俺にもいっぱいついてるね!○○ちゃん、取ってくれる?


(ヒロトと葉っぱの取り合いっこをした。何で逃げてたんだっけ…)
逃げる7