お前が小さかった頃はよく一緒に寝たものだが…
この歳になって一緒に寝るのも何だか恥ずかしいな。
(兄の部屋を訪ね、ベッドへと潜り込んだ)
昔、一人で眠れない「」とルドガーを腕に抱きながら、三人で一緒に寝た頃を思い出すよ。あの頃のお前は、どうも俺を独り占めにしたかったようでな
「ユリウスお兄ちゃんは私のもの!」って…泣きながら俺に訴えかけるんだ。
それが本当に必死で、笑顔を取り戻すまでに時間が掛かった記憶がある
(背中をとんとん、と叩きながら語り掛ける様に話してくれた)
ん?「」…?
もう寝たのか…おやすみ。
(兄の懐かしい香りに安心し、寝付いてしまったのだった)
▽添い寝して