名前:ルドガー・ウィル・クルスニク

考案したトマト料理は74種類

ときめいた

…私は、長い間罪の意識に囚われていた。
息子…ロイドの母に手を掛けた者が幸せになる権利など無いと、己に言い聞かせて生きて来たのだ。だが、漸くロイドの言葉で気付いた。

ロイドは私が幸せから逃れる事を望んではいない。
そして、私を愛してくれたアンナもまた…望んではいないのだと。

私は、長らく己の想いから抗って来たのだ。
人を愛する権利は無いと拒絶しながらも、「」…おまえを欲してしまう心から。

…だがもう一度、私を愛していると、言ってくれぬか?
おまえに話がある。