(ホワイトデー前日)
ユーリ、頼む。これは友人である君だからこそ頼める事なんだ
僕の演出に協力してくれ
「なんだってオレがフレンのホワイトデーに協力しなきゃなんねえんだよ
お返しなんざ適当に手渡しすりゃ良いじゃねえか。」
いや、よくない!女性はサプライズというものを好むそうだからね
とは言え、大がかりな事は一人で起こすにも限度があるだろう?
「ま、そりゃそうだ。
で?それをオレに協力しろってか。」
ああ。そうだ
ユーリには、僕の指定した時間に周囲のライトアップを頼みたい
「わーったよ。「」の為だと思って協力すりゃ良いんだろ。
あいつの一番喜ぶ顔を見れんのは、いつもフレンといる時っつーのがどうも気に食わねえけどな…」
何か言ったか?ユーリ
でもすまない、恩に着るよ。
「気にすんな。
オレはあいつの為に動くんだ。フレンの為じゃねえ」
はは、君はいつもそうだな。ユーリ
「そうか?んじゃ、ちゃちゃっと設置すんぜ!フレン!」
ああ!
フレンホワイトデー