アウトぉー! もうアウトだよー! 何しれっと「責める」とか言っちゃってるの? 一番タチが悪いよ、酔っぱらってもあまり顔色変わらないし口調もしっかりしているけれど、その言っている内容が滅茶苦茶なのって!
衣玖「あら、こんなはしたないこと……いけませんね。私も少し酔っぱらっているようです」
よし、やっと分かってくれた。妙にノリノリの雛は後で何とかするとして、こちらから説得を……。
衣玖「でもここら一帯が『そういう空気』ですし、今回は乗っておきましょう♪」
変なところで空気読まなくてよろしいっ! というかむしろ危険だ。酔った勢いとかそういう類ではないことが分かったのだから。
雛「おいしい、おいしいよぉ/// 君もこんなに蕩けちゃって、もう縛る必要もないわね」
なんかこっちはこっちで完全に制御不能になってるし。四肢を縛っていたリボンが取り去られると同時に、雛はそのまま横たわる俺に抱き着くと、耳の中をチロチロと舌で突っつき始めた。素肌にフリルが複雑に絡まり非常にこそばゆい。耳も言うまでもないだろう。
衣玖「あら、先を越されてしまいましたね。確かに耳の中も汗をかくので貴方の体に起きた異変について調べるには好都合。人の耳はもう一つあります。私はこちら側を……あむっ」
反対側の耳は耳たぶやら耳核を優しく舐ってくる。左右から舌のヌメッとした心地よい感覚と淫靡な水音が迫ってくる。更には二人ともこちらの体に密着しているのでその……二人とも結構なモノを持っているので当たってる。これだけではない。フリルが素肌にこすれてこちらはこちらで感覚としては弱いものの非常にこそばゆい。
振りほどくにしても一対二だし、そもそも相手は神様と妖怪。変に抵抗して怪我をしてしまう可能性が極めて高い。これはいよいよ覚悟を……んっ/// ダメだ、これ以上は理性が……。
優しく耳たぶをハムハムと甘噛みしたかと思えば、反対側では奥の方まで舌が入っていき、ジュルジュルと音を立ててなめまわしてくる。こちらまで息が荒くなってきた。
衣玖「なるほど、これは興味深い味。クセになってしまいそうですわ」
雛「そうそう、そうやって大人しくしてくれれば異変の真相に近づけるのよ。ところで……」
まだ酔いもさめていないところで耳への快楽。頭がまともに回らないが、二人の視線の先が俺の顔ではないことはしっかりと分かった。それは顔のずっとずっと下。まだ衣服で覆われているその場所は確かに今までとは違う「異変」が「起きて」いた。
二人「『こっち』にも何か異変が起きているようね。くすくす……」
俺自らがその「異変」を認識できたのだ。この二人が気づかない筈がない。先ほどよりもやや激しく耳を舐めると、二人でお腹辺りを撫で始める。その手が徐々に降りていき今まさに「異変」を握ろうとする……。
駄目だ、抵抗できない。物理的にも精神的にも体が言うことを……。
白蓮さん、ごめん……なさい……
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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