幽々子「ふふっ、お顔真っ赤よ? 何を考えちゃったのかしら。くすくす……」
唾液でヌルヌルになった胸を指で弄りながら「いささか大きすぎる子猫」がからかってくる。
紫「分かりやす過ぎるわね、その反応。そうよ、まさに期待通り。つまり○○の立派なソレから真っ白いものを……」
すぐさま反対側から亡霊少女が聞こえるか聞こえないかくらいのささやき声で勝手に付け加えてくる。
幽々子「ぴゅっぴゅっぴゅー……って。ふふっ♪」
こいつらマジだ! 目がマジだった。酔った勢いでも、その場の空気に従ったに過ぎないわけでも、でかでかと無駄に大きな「大義名分」という名の看板を掲げるでもなし。純粋に俺を「食べる」つもりのようだ。
紫「貴方の香りが性的な衝動を巻き起こすものなら、より性的な体液を排出した方が効率が良いと判断したのよ」
幽々子「そういうこと。○○くぅん、貴方のミルクちょーだいな♪」
うーむ、そう言われてみると妙に説得力がある。だがこの状況を甘んじて受けるわけにはいかない。こんな痴態を晒しては命蓮寺の恥だし、白蓮さんにこんなところを見られたらと思うと……。
貴方「お前ら……。俺を、俺を襲うつもりなのか? 普通の発汗じゃダメなのか?」
紫「あら心外。これでもちゃんと○○のことを考えてるつもりなのよ?」
考えてる? その口が言うか! こうやって二人がかりで拘束して、こちらの意思など関係なしにこんな辱めを……。
幽々子「そうよー。私も紫も○○君のことが大好きだから、だからこそ出来るだけ傷つかない方法を選んでいるのよ?」
くそっ、何を言っても無駄か。このような行為が最も効率がいいのは分かったが、だとしたらその相手はこの二人ではなくて……。
紫「『幽々子や私じゃなくて住職サマにヌいて貰いたかった』……かしら? 貴方って本当に顔に出ちゃうのね」
貴方「ぬ……/// 他に表現方法はなかったのかよ!」
いよいよ紫も本格的に参戦してきた。左右に幻想郷屈指の実力者二人が耳元をコショコショくすぐったり俺の両脚を片方ずつ自らの脚に絡めて動けなくしたり。蜘蛛の巣にかかり、あとは捕食されるのを待つだけの哀れな子虫。それが今の俺であった。
紫「白蓮さんじゃないとこういう行為は嫌? でも彼女、頼んだってこんなことしてくれないわよ?」
幽々子「だからー、今回は紫と一緒に貴方を助けてあげるの♪」
たとえまな板の上の鯉だとしても、俺は自らの意思をはっきりさせなくてはならない。こんな状況で口にしても正直説得力はないだろうが……それでも言わなくてはならないんだ。
貴方「俺は……白蓮さんを裏切ることはできない。お前達に屈服するわけにはいかないんだ!」
紫「そう。こんな状況でもその意見を貫くだなんて、この○○は本当に一途なのね。でも別の○○はそうでもないらしいわよ?」
別の俺だって? また訳の分からないことを……。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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