こちらが了承の言葉を口にするや否や、密着していた二人はそのたわわな「凶器」を俺の顔に押し付けんばかりにさらにくっついてきた。

紫「うふふ、ついに言っちゃったわね。お互い同意の上、トコトン楽しみましょう?」
幽々子「やっぱりくっつかれるだけでオアズケなんて我慢できないよね。いいのよ、我慢なんてしなくて。さあ、お姉ちゃん達に任せなさいな♪」

これも異変を解決するため……。俺は心の中で何度もそう唱え続けた。対するお姉さま方は脇腹をくすぐってきたり太ももの内側を指でツーっとなぞったりしてくる。くすぐったさに身をよじりたいところだが、両脚が動かせないので腰のあたりを空しくクネらせるだけに至った。

幽々子「これだけ反応してくれると責めがいがあるなー♪」

更に太ももを撫でる二人の手は脚の付け根へと近づいてくる。

紫「この辺りは老廃物が溜まるそうよ。リンパの流れを意識してスッキリさせましょう」
幽々子「君は反抗的だったから、ちょっと焦らしちゃうわよー」

マッサージを受けながらもサワサワと触れるか触れないかの瀬戸際である愛撫も続く。こ、こんなの生殺しだ!

貴方「も、もういいだろ。早く本来の目的を……」

紫「腰浮いちゃって……。それじゃあちゃんとオネダリしなさいな」
幽々子「可愛くよ?」

くっ、俺を助けるからと調子に乗りやがって。仕方ない、ゴネても俺が辛いだけなのでさっさとそのオネダリとやらを済ませてしまおう。

貴方「ちっ、わかったよ。早いところ俺の体を元に戻してくれ」

これでようやく……

幽々子「全然可愛げがなーい! やり直しよー!」
紫「『誰』に『何』を『どうして』欲しいのかしら? ちゃんと言えるまでオ・ア・ズ・ケ♪ くすくす……」

こいつら……。この間にも「その部分」を的確に避けてナデナデしてくる二人。息も荒くなってきてこれ以上はおかしくなってしまう。背に腹は代えられない……言うしかない! 俺は覚悟を決めた。

貴方「紫とゆゆ……」
二人「紫おねえちゃんと幽々子おねえちゃん」

クソッタレ……。あーわかったよ、こうなったら開き直ってやる!

貴方「紫おねえちゃんと幽々子おねえちゃんに気持ちよく俺の……」



???「騙されないで!」


Chapter4 END

Chapter5

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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