青娥の発言を受けて恥ずかしさからか、怒りからか顔を真っ赤にする閻魔様。

映姫「普通の意味でのお説教ですっ! 貴女のようなふしだらな女と一緒にしないで下さい!」

青娥は相変わらずニタニタと薄ら笑いを浮かべている。映姫も痛いところを突かれて動けないでいるようだ。おいおい、まさか本当に夜のお説教をやるつもりだったのか?

そんな疑念を検証する間もなく、空から轟音が響いてきた。見上げるとガントレットの戦闘騎に美鈴が張り付いているではないか。わー、飲酒運転ダメ、ゼッタイ!

早苗「ですから戦闘騎は一人乗りですって!」
美鈴「彼の、○○さんのピンチなんです。私一人ではどうにもならないので何とかしてください。奇跡、魅せてください!」

フラフラとしながら風祝と門番が近寄ってくる。

奇跡と言ってもこれだけ集まった少女を無力化する奇跡などどれだけ大がかりなものになるのやら……。

白蓮「騒がしすぎます! いったい何が……ええっ!?」

動機は違えど誰もが俺をゲットしようと躍起になっているのだ。今は睨み合いが続いているが、非常にピリピリした空気であることは言うまでもない。

白蓮「ちょっと○○さんっ! これだけの女性を口説いたのですか? 貴方という人は……南無さ……」
貴方「全部異変のせいなんだよ。俺も被害者の一人だ!」
白蓮「えっ、それってどういう……?」

白蓮さんが姿を現したのがすべての引き金となった。にらみ合っていた少女達は俺を獲得するために弾幕で弾幕を洗う仁も義もない争いの渦中へと巻き込まれていった……。


そんな中、当事者たる俺は……。


ただ立ち尽くすしかなかった……
永琳の落とした中和剤を探そう!
白蓮さんを守らないと!

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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