地面に叩きつけられるという最悪の結果は免れたものの、夜の池は非常に冷たい。

冷たい水が容赦なく衣服に染み込み重石となる。それでも俺は沈むまいと必死にもがきもがき……そして水面から顔を出した。

貴方「ブハッ、ゼェゼェ……」

新鮮な空気を肺に取り込むと、立ち泳ぎの要領で少しずつ泳ぎ、そして岸辺までたどり着いた。ズルズルと這いつくばるように陸に上がる。ふと見上げると心配そうにしていた白蓮さんが出迎えていた。

白蓮「○○さんっ! よかった、無事のようですね」

タオルを手に白蓮さんが近寄ってくる。まずい、白蓮までフェロモン汗の影響を受けたら……

白蓮「それにしてもずぶ濡れではないですか。すぐにお風呂に入らないと風邪を引いてしまいます」

ずぶ濡れ……そうか! 水を被ったことで汗が流れ落ちており白蓮さんがおかしくなることは当分あり得ないんだ。思えばここ最近白蓮さんと近距離で対面した時、俺は毎回水浴びの後であった。それで異変の影響を受けないわけだ。

貴方「……くしゅん!」
白蓮「大変、すぐに用意をしますから……。濡れたものは脱いで、ひとまずこのマントを貸しますので!」

それだけ言うとあっという間に身ぐるみはがされ、マントを手渡された。とりあえずマントをまとうと白蓮さんの背中に乗せられて命蓮寺へと飛翔する。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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