衣玖「ふわふわー。はたてさーん（コンコン）」
はたて「鍵なら開いているわ。勝手に入って頂戴」
衣玖「それでは遠慮なく……（ガチャ）」
はたて「うわ、本当に入って来たし……。随分と図々しいお魚さんね」
衣玖「はたてさん宛にとあるシューティングゲームへの出演オファーが来ていますよ。この書類にサインすれば出られます」
はたて「あらそう……。興味無いわ（ぷいっ）」
衣玖「かなりの有名どころですよ？ もし出演したら有名になること間違いなし！ 私が保証します（キリッ」
はたて「……。テーマ曲貰えるの？」
衣玖「もちろん。音楽は大事ですからね」
はたて「……書類見せて。……フムフム。横シューティングなのね。これは新鮮……ってこれ『ダライアス』じゃないのっ！」
衣玖「ええ、壮大な音楽と迫力満点の海洋生物型戦艦が魅力的な横シューティングゲームですが何か問題でも？」
はたて「何度言ったらわかるのよ！ 私は『はたて』であって、『ほたて』じゃないのっ！！ あーもうムカツク！（ビリビリ……）」
衣玖「あああっ！ せっかくの有名になるチャンスを……」
はたて「海産物になり下がるくらいなら、こんな話いらないわ！」
（その頃、ベルサー基地幻想郷支部……）
グレートシング「あの衣玖さんに負けずとも劣らずの逸材が妖怪の山にいるらしいな。どんな奴なんだ？」
ハードホイール「『はたて』っていう鴉天狗の娘でして……。事前の調査によると、まだ自分だけのテーマ曲も持っていないらしいから、ここで有名になれればテーマ曲も貰えるに違いないって言えば来てくれると思うけど……」
グレートシング「鴉天狗？ 海洋生物じゃないじゃん」
ハードホイール「よく貝類と間違われるらしいんですよ、彼女。さしずめ『カラスガイ』とかなんじゃないでしょうか？」
グレートシング「しかし貝に間違われるカラスってどんなんだよ……」
ダークヘリオス「ちょ、ボスの方でオファーしちゃったの！？ はたてちゃんは自機の方でオファーしたつもりなのに……。だって……鳥類でしょ。たまには鷹以外もいいかなって」
はたて
名前：聖白蓮
身体強化率326％
お姉ちゃん！
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