白蓮「なるほど、貴方が○○さんですね。白蓮と申します」

その美しさにしどろもどろになりながらも、○○もなるべく礼儀正しく挨拶をかわしました。

白蓮「あっ、聞きましたよ。私と結ばれたくて全財産を父上に献上したとかなんとか……」

まあいろいろと事情はあるがそう思われても仕方ないだろう。「こんな俺だけどよろしく」と笑ってごまかすしかありません。

それにしてもおっとりとした人柄であり、落ち着きという意味ではすでに親である王様を越えているのではないでしょうか。そう○○は思います。

心優しい○○と白蓮。似た性格同士の二人が惹かれあわない道理などありません。日に日に心の距離を縮め、大臣とその息子をヤキモキさせます。

白蓮「ふふっ、貴方と居るととても心が躍ります。そうですね、貴方には本当に私が欲しかったものをお教えできるでしょう。私が欲しかったもの、それは……」

楽しい時間はすぐに過ぎ差り、そして約束の日が来ました……。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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