ここまでのあらすじ
母親（衣玖）と二人で貧しい暮らしをしていた○○、つまり貴方はある日フードを被った怪しげな魔法使いのお姉さん（一輪）に半ば無理矢理砂漠に連れていかれ、中の魔法のランプを取ってくるようにと依頼される。
怖がって嫌がる貴方を見かねた魔法使いのお姉さんはお守り代わりに指輪を貸し与え、洞窟へ行くように促した。
洞窟の中で魔法のランプを見つけるも、帰り際に落とし穴に落ちてしまう。祈るように手を組むと指にはめていた指輪がこすれ、中から可愛らしい人形の姿をした小さな指輪の魔神（ネメシス）が出てきて、洞窟の外へとテレポートしてくれた。
洞窟から持ち帰った宝石や魔法のランプから出てきたランプの魔神（雲山）の力もあって、貴方は大金持ちの商人となる。そんなある日、ひょんなことから沐浴中のお姫様（白蓮）を見かけて貴方は一目惚れ。さっそくランプの魔神の力を借りて沢山の宝物と貴族の服を得ると王様（神子）に会いに行く。
常識を逸脱した財宝の物量に驚いた王様は一度は結婚を許そうとする。しかしそれを止めるのは大臣（青娥）。姫は大臣の息子（芳香）と結婚する予定だったのだ。そこで王様は貴方と芳香に2か月でより姫を喜ばせられるものを集めることが出来るかの勝負をさせた。
機転を利かせた貴方は皆をあっと驚かせながら勝利。満足げな笑みを浮かべる王様は貴方と姫の結婚を正式に許可したのであった。
面白くないのは大臣。貴方を尾行しているとランプの魔神の秘密を見つけてしまった。何か悪いことを企んでいるようだ……。
＜主な登場人物＞
アラジン（○○つまり貴方）
貧乏暮らしの若者だったがある日手に入れた魔法のランプの力で大金持ちになる。
アラジンの母親（衣玖）
貧乏暮らしの若者の母親。衣玖さんが母親役なのは前作「シンデレラごっこ」のオマージュ。
魔法使い（一輪）
魔法のランプをどうしても手に入れたくてアラジンを砂漠に連れていってしまう。
指輪の魔神（ネメシス）
どう見ても人形だけどれっきとした魔神。願い事を何でも叶えてくれるがどれも規模が小さい。
ランプの魔神（雲山）
指輪の魔神とは比べ物にならないほどのサイズと魔力を誇る魔神。
食事を頼んでも財宝を頼んでも最高級のものを用意してくれる。
王様（神子）と従者（布都）
この辺りを統治する王様。突然の外来者にも対等に接する名君。従者は若干子供っぽいが忠臣。
大臣（青娥）と息子（芳香）
王の座を虎視眈々と狙う邪悪な心を持った大臣。息子がいるが脳みそが腐っているらしい。
白蓮姫（白蓮）
王様の娘。その笑顔や醸し出されるおっとりとした空気は場を和ませるが、ちょっと天然。
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名前：聖白蓮
身体強化率326％
お姉ちゃん！
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