さっそく元の王国に戻る為の空飛ぶ乗り物を出してもらいます。

貴方「魔法の絨毯よりもずっと速いものを出してほしい、出来るかい?」
ネメシス「リョウカイ!」

気合を入れるネメシスが呼び出したものは……。

貴方「なんだこれ? 随分とノッペリとした変な鳥の妖怪だなぁ」
ネメシス「ヘンナトリ、チガウ! コレハ、チョウジクウセントウキ『アールバイパー』!」

鳥のような、剣のような妙な乗り物が出てきました。気合出して呼び出した割りには変なものが出るなと○○はガックリとしていましたが、その横で声を震わせているのは一輪です。

一輪「こここ、これは……! 知らないの○○? これは神の鳥『アールバイパー』そのものなのよ!」

彼女が言うにはロック鳥だとかシムルグだとかガルーダだとかビックバイパーだとかの親戚のような存在であり、様々な神話で人々に希望を託される銀色の翼を持った鳥として語られる存在だというのです。

○○にはよく分かりませんでしたが、さっそく乗り込むと、不思議なことが起こります。
まるで最初からこの乗り物を持っていたかのような感覚、誰に教えられずともこの翼を自由に動かすことが出来るという確信を抱いたのです。

そしてその通りにアールバイパーは○○の思う通りに飛翔し、高速で突き進みます。それを追いかけるように一輪も飛び立ちました。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら