ども、今回管理人の代理を務める「一輪」です。
昔話シリーズも第三弾ということで、今回は千夜一夜物語(アラビアンナイト)でも屈指の知名度を誇る「アラジンと魔法のランプ」をモチーフにお話を作ってみました。
ちなみにこの話、お話の舞台は中東ではなくて中国なんだそうです。意外ですよね。

さて、どんなお話にしようかと模索する際、管理人はまず原作を調べます。そして次にディズニー版が存在する場合はそちらのストーリーも調べます。原作から相当アレンジされていながら知名度も高そうですし、このディズニー版の方が元ネタになっているなんてことも多々ありますからね。
例えば「ランプの魔神は願い事を3つまでしか叶えてくれない」と言われていますが、これはディズニー版で追加された設定のようで、原作では3つどころではなくバンバン願いを叶えています。
それにしてもやっぱりディズニー版は凄いです。ファミリー向けにどうやったらより映像的に映えるかってのをよくやっていますね。
そうやって原作やそのアレンジ作を見た上で幻想郷に落とし込むとどうなるかを考えて、配役を決めたり原作とどう違う展開にするかを考えていきます。

今回は命蓮寺の住職サマ的アレンジとして冒頭に登場する魔法使いを悪人ではなく、ランプの魔神の娘として描写するという試みがなされています。
原作ではこの魔法使いが黒幕でしたし、ディズニー版でも大臣(ジャファー)が魔法使いに化けて同じことをしていましたのでやっぱり黒幕。
それを踏まえて今回は黒幕は大臣というディズニー版での設定を使ったうえで、魔法使いを別キャラとして出すという手法を取ることにしました。

こうすることで「ひょんなことから魔法のランプを手に入れる貧乏人」の話と並行して「ランプに封印された自分の父親を救い出す魔法使いの娘」という二重のストーリーが同時に流れるようになるのです。

あと忘れられがちですが、このお話にはランプの魔神の他に指輪の魔神という別の超常的存在も出てきます。ただ基本的にランプの魔神の下位互換のようです。
もちろんこの話でも採用。片言だしどう見ても人形な小さくて可愛い魔神「ネメシス」として。
原作でも魔法のランプを奪われるまで本人も忘れていたようです。
今作では忘れられていたという部分を強調して、ずっと構って貰えなくて拗ねちゃうようなシーンを追加しました。だってネメシスですからね。

一番配役に苦労したのが王様。ヒロイン役を白蓮さんにしたために誰にしても親って感じが出なくて、それで黒幕である大臣が青娥ということもあって神子にすることにしました。実年齢的には神子達の方が上ですし。

ちょいと心残りなのが神綺さんと早苗さんを出せなかったこと。前者は魔界神で、後者は現人神(読み方を変えると「アラジン神」)なので。

青娥にトドメを刺すシーンですが、実は「R-TYPE III」のラストシーンのオマージュです。
こんな感じです。
この動画の5分30秒辺りから。

そして最後のシーンですが、「これで反省するといいですね」のフレーズを使いたかったのでちょっと無理矢理ですが挿入しました。申し訳程度のSTGキャラの出番でもあります。

もしも風呂で石鹸をゴシゴシして体を洗っていたら妖艶な美女(齢1400歳以上)が泡まみれで出てきたら何願います? なに願います?


それでは他のワードやイベントでまたお会いしましょう!

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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