なんとランプから薄紫色の煙で出来た大男が現れたではありませんか。○○も母親も腰が抜けてしまいました。

ランプの魔神(雲山)「我はランプの魔神『雲山』。ご主人、何を望む……?」

指輪の魔神があまりに小さいというのもありましたが、このランプの魔神というのは相当大きな体を持っているようです。

母親(衣玖)「あわわわわ……」

すっかりパニック状態に陥ってしまった母親に変わり、○○が願いを告げます。

貴方「これから夕飯にしようとしていたんだ。食べ物を出しておくれ」
雲山「お安い御用だ。……フンヌッ!」

ランプの魔神が一声唸るとテーブルの上にたくさんの御馳走が並ぶではありませんか。さらにランプの精は人形の音楽隊を見つけると、再び唸りをあげます。すると本物のオーケストラ隊に変化するではありませんか。これにはさすがの○○もびっくり仰天。

母親(衣玖)「見たことのない食べ物も多いですね。食べ方が分からないものも結構あるので一つ一つ説明できます?」

そんな要求すらも簡単に対応してしまう雲山。ただ一人面白くなさそうな指輪の魔神でしたが、それに気が付く人は誰もいません。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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