場所は変わってとある王国の城内……。一国の王子である○○、つまり貴方は秘書である衣玖さんと何か揉めているようです。
秘書(衣玖)「そんな調子ではいつまでも見つかりませんよ? まあいいです、では次の方どうぞ」
「そろそろ王子にも苦楽を共にする伴侶を!」という衣玖さんの鶴の一声でお見合いをすることになったのですが……
貴方「ダメだ、なんか不良っぽい。あとそんな薄すぎる胸部装甲では夜戦が捗らぬ」
天子「むすー!」
貴方「ダメだ、妻というよりお母さんじゃないか」
神奈子「むすー!」
貴方「ダメだ、こいつ何かよからぬことを考えてる気がする。王国が乗っ取られそうだからパス」
紫「むすー!」
貴方「ダメだ、こいつ陸上での生活に不便するだろう?」
わかさぎ姫「むすー!」
貴方「ダメだ、尻に敷かれる未来しか見えない。サイズ的な意味で」
クイーンフォスル「むすー!」
貴方「どさくさに紛れてお前の親戚を連れてくるなっ! つーか終盤の人選おかしいだろ。もはや魚じゃん。わかさぎ姫あたりをクッションにしたつもりなんだろうけど、それ全然クッションになってねーから!」
ダークヘリオス「むすー!」
秘書(衣玖)「親戚じゃありませんっ!」
皆、衣玖さんの目にかなった立派な地位を持ち知性と美貌を持ったはずの淑女達なのですが、どうも何かが違うと貴方は申し出をすべて断ってしまったのです。次第に苛立ちを隠せなくなる衣玖。確かに突っぱねるだけでは先に進まないと判断した貴方は……。
貴方「よし、合コン……じゃなかった。舞踏会を開催しよう!」
パーティを開いてその中でフィーリングの合う人を探そうという魂胆のようです。「何言ってるんだコイツ?」と一瞬だけ怪訝な表情を見せた衣玖さんでしたが、それが目的成就につながるのならと快く準備を引き受けてくれました。
そして招待状が王国中で配られます……。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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