これは、遥か昔の物語……
かつて……蒼き星「地球」に「緋色の凶星」が降り注いだ
緋色の凶星は蒼き星を貪り食い、己が一部とならんとしていた
人類はこのはるか宇宙より飛来した侵略者になすすべもなく蹂躙されてゆく
そんな中、生き残った人類はその叡智を寄せ合わせ、そこから神の鳥が生まれ出でる
神の鳥は勇ましく戦い、そしてついには「緋色の凶星」を打ち砕いた
砕かれた緋色の欠片はまるで流れ星のように美しく、侵略者が砕かれたことを意味する緋色の流星群はそし人類にとっての希望を象徴するものとなった
この功績から、かの地を「星天郷」と呼ぶようになったのだ。
全てを元通りにし、脅威が去ると、神の鳥もまたその御体を複数に分け、永き眠りにつくのであった
今も星天の地にて眠りにつくその銀色の翼を携えた神の鳥の名は……
→