バラカス「ホントに美味しいね。でも、作るのはいつもプラトニックラブだよね。……お前作ったりとかしないの?」
バイドシステムα「えー? 俺だって作ることはあるぜ?」

心外なと言わんばかりに口をとがらせて反論するが、どうも怪しい。

プラトニックラブ「あら? アルくんが作ったお菓子なんて食べたことあったかしら?」

こうやって親しい人からの証言があるくらいなのだから。

バラカス「カノジョが食べたことなかったら誰も食べたことないんじゃない?」

バイドシステムα「そんなことないだろ!? この前、作ってやったハズだぜ! ほら、この前もらったバレンタインのおか……え……」

こうなればととっておきのカードを切ってドヤ顔を決めようとするバイドシステムα。だが様子がおかしい。

プラトニックラブ「アルくんから? もらったかしら?」

そしてとどめの一撃。彼は思い出してしまった。そんな事実は無根であると。

バイドシステムα「あーっ……」
バラカス「俺も友チョコあげたけど……」
プラトニックラブ「男同士でやったの?」
バラカス「いいじゃん! いつもお世話になってるからってことで深い意味ないからね。とにかくあげたけどお返し無いよな~……義理だけど」

後ろ盾を失うともはや頭を抱えてうずくまるほかない。

バイドシステムα「あああああああああ!! 忘れてたああああ!」

神社であちこちのたうち回るもんだから始末に負えない。

バラカス「ちょっ、神社はボロいんだからそんなに暴れんな!」

一通り暴れた後、スックと立ち上がると、プラトニックラブの手を優しくとる。



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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