霊夢「あ……が……。そんな、まさ……か……」
あり得ない。突き刺さっている。光の矛が……この私に……。ゴハッと口から思い切り吐血。ドサリと地面に落ち、冷たい土に抱かれる。それと同時に3つのオカルトボールが青娥の手元へと飛んで行った。
私は確かに夢想封印を避けた筈だ。だが、丸い光弾が突然棘のように鋭利になると、そのまま私に突き刺さったのだ。周囲に血の池を作りながらうめく私を、青娥は愉快気に見下ろしている。
青娥「ついに手に入れたわ、オカルトボール。ああとっても綺麗、くすくす……。今までのわたくしと同じだろと侮るから、貴女は痛い目を見るのですわ」
眼光だけは絶やさずに青娥を睨みつける。だが、かなり深い傷だ。もはや戦うことはかなわない。
青娥「おやまあ、ちょっと傷つけ過ぎたかしら。綺麗な体だからなるべく痛めつけないようにしたつもりでしたが、相手があの博麗の巫女では少しくらい本気を出してしまっても仕方ありませんわね」
駄目だ、意識が遠のいていく。どうやら致命傷を受けたらしい。誰か、助けて……。魔理沙、萃香、紫、この際○○でもいい。このままでは……。
バイパーアドベンチャー深秘 Epilogue Side-Yに続く……
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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