青娥「貴女は退屈させたりなんてしませんわよね?」
オカルトボールの異変が発生する前から断続的に発生していた外界の技術が流れ込むという異変、怪しいのは○○か青娥といったところ。二人はグルと思っていたフシもあるが、○○は殺意を持って青娥(正しくは彼女に化けていたキョンシー)を木端微塵にしている。
そこにどんな確執があったのかは私にも分からない。だが、○○と青娥がタッグを組んでいた時期もあることは確実。
青娥「もしもーし?」
それに今回のオカルトボールに関する異変についても疑問が残る。ボールを揃えたはずの○○が結界を破壊しながら外界に赴き、そこで異変の首謀者である菫子を懲らしめている。なのに霊夢、あるいは霊夢を撃破した青娥が何故かオカルトボールを持っていた。霊夢はオカルトボールが増えているという疑念を持っていたが、守矢神社のまがい物ではなくて本物も増殖していたことに?
青娥「ダンマリ?」
菫子は今頃マミゾウの策略にはまり、立て続けに妖怪に襲われて多大なトラウマを植え付けられているところだろう。そう、オカルトボールによる異変は終焉を迎えている筈なのだ。だけどどうしてオカルトボールが残っている? 青娥はどうしてボールを集めている? 結界を壊す為? そんな筈はない。ボールなんてなくてもその気になれば彼女の能力で結界に穴を開けるなんてことは可能である。
青娥「やーいやーい、妖怪スキマババア~」
霊夢が最後に口にしていた妙なバリアというのも気になる。霊夢につけられていた傷は鋭利な刃物で突き刺されたようなもの。夢想封印がどうして槍に?
青娥「ねぇねぇ、そこまで無視されると流石に傷つくんだ……」
紫「今考え事してるんだから静かにして!」
とにかくこちらから仕掛けるのは不利になる。かといって何もしないのわけにもいかない。早くこいつを懲らしめて霊夢にちゃんとした治療を受けさせなくてはいけないのだから。とりあえず致命的な傷を塞ぐことと止血と消毒くらいは出来たが、あれだけではまた体調を崩すのも時間の問題だ。
青娥「やれやれ、わたくしのバリアとやらを警戒しているようですわね。確かに攻撃されなければ何の意味も成しませんもの。さすが賢者サマ。切れ者ですわー。だけど、敵を目の前にして余裕ぶっこかれるのはなんだか癪ですわね。というわけで、こちらから仕掛けさせてもらいますわ!」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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