オカルトボールによる異変が発生している幻想郷。様々な思惑が渦巻き、その真相にたどり着けるものはまだ存在していない。今の霊夢はダメね。アールバイパーに気を取られ過ぎている。あれでは直感も鈍るわよ。
紫「そんな顔ばかりしていてはせっかくの美人が台無しよ? もっとゆったりと構えなさい」
私はそう優しく霊夢を諭して見せた。だが、不満げな表情は和らぐことなく、さらにこちらに敵意とも取れる視線を送ってくる。おおかた「母親面するな」とか思っているのだろう。
霊夢「守矢神社だけが原因とは思えないわ。白玉楼、永遠亭、紅魔館……。オカルトボールの争奪戦に消極的だった他の勢力が怪しい。片っ端から調べてやるわ!」
それだけ言うと霊夢はすぐに飛び立ってしまった。思い立ったらすぐコレなんだから……。まあ、あれでこそいつもの霊夢なんだけどね。
だけど、それを最後に霊夢との連絡が取れなくなってしまったのだ。ああ、もしもあの時私がもっと強く引き留めていたのならば……。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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