表♪「オカルトアラカルト(from『東方深秘録』)
裏♪「B.T. Dutch(from『Gダライアス』クイーンフォスル戦)



わかさぎ姫「かかりましたね? 水中は私の独壇場。鳥の妖怪である貴方に勝ち目はないわ!」

水中ではかなりの速度を誇るマーメイド。俺が水の中に入ったということはあの速度で縦横無尽に駆け巡ることを意味する。機動力では負けていない筈だが、小回りという意味では彼女にかなわない。弾速の速いツインレーザーで狙い撃とうにも素早過ぎてまるで当たらない。

貴方「ハンター……は装備してないんだったな。ならばショットガンで……」

ホーミング系の兵装は搭載していないゆえに攻撃を加えるには彼女を射程圏内に捉えなくてはいけない。追いかけんと機体の速度を最大にする……が、機体が大きく煽られる。なんだ、被弾した覚えはないぞ?

よく見るとわかさぎ姫が尾びれを大きくバタつかせ、水流を発生させているようであった。しまった、そういう戦い方もあったか。

貴方「そこだっ!」

強引に水の流れを押しやるとレイディアントソードを取り出しつつ突進をする。が、これもスルリと回避すると、水面を飛び出し、跳ねた。そのまま再び水中へ潜り込むと湖の底へと逃げていく。再びわかさぎ姫は水流で邪魔をしてくる。が、急に衝撃が走る。これは水に流されたものではない。被弾したものだ。何だっ、何を喰らったんだ!?

貴方「砂利か……。水流に砂利や鋭利な鱗を混ぜて弾幕にしている!」

菊一文字で防御を試みるも、水流に流されビームが逆にこちらに牙をむく。水上に上がれば攻める手立てもなくなるのだが、どこかへ消えた星のことも心配だ。

わかさぎ姫「効いてる効いてる♪ ならばもっと砂利を混ぜて……」

見えたっ! 舞い上がる泥で視界が悪い中、わかさぎ姫の鱗がキラリと光った。菊一文字のビームで動きの制限されているこちらを狙い撃たんと、大量の土砂を集めているようだ。トドメを刺すつもりだろう。

貴方「こうなったらこちらも本気で行かせてもらう! ネメシス、魔操術『魔界神の大翼』だ!」



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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