今も恨めしそうにこちらを睨みつける先生。そんな中、白蓮が俺達の仲に割って入ってきた。
白蓮「私達はオカルトボールの力でどこかへ消えてしまった星ちゃ……コホン、うちの本尊を探しているんですっ! そんな悪さに使うわけでは……」
住職サマの必死の説得。今のハクタク化していない状態ならば話も通じるであろう。案の定、彼女は柔和な面持ちとなり、フウとため息を一つ。
慧音「負けてしまったか……。恐らくはあの奇妙な紫色の玉の力で不思議な現象を起こしたのだな。2つも持っていながら、まったく使いこなそうとしなかった私が敗北を喫するのは必然だったよ」
それだけ言うと先生はポンと俺の肩に手を置いた。
慧音「君ならばその力を間違ったことに使うこともあるまい。○○、今もあのボールを悪用しようとする輩が後を絶たない。それを回収するのを君に任せよう。行方不明になった仲間、見つかるといいな。陰ながら応援しているぞ」
手を振る慧音先生にサムズアップで応えると、俺は銀翼に乗り込み人里を後にした。
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら