早苗「だ、誰っ!?」

どこからか不気味な笑い声がこだましていた。いや、俺はこの声を、この口調を知っているぞ。確か白蓮さんにおんぶされていたあの眼鏡の婦人、彼女によく似ている。



♪「真実を知る者(from『東方深秘録』)



惜しいところまで行っておるんだがのぉ。じゃが、ハズレじゃ。揃いも揃って肝心なところで見当違いの方向を向いておる



その声に誰よりも早く噛みついたのは神奈子さんであった。空に向かって吼える。

神奈子「なんだと? 確かに乱暴なやり方ではあったが、外界からの侵略者の企みを潰すのに手段を選ぶことが出来なかった。どこが間違っているというのだ?」

響く声はさも楽しそうに神様をからかいながらこう続けた。


外界からの侵略者が異変を起こしている、そこまでは良い発想だったのじゃがのぅ。
まあ、真実を知りたければ、博麗神社まで来るのじゃ。
それと○○といったかの? おぬしは特に急いだほうがええぞ? 早くしないとババア汁になってしまうぞい



ババア汁……まさかっ!?

貴方「おいっ、白蓮に何をしようとしているっ!」


ふむ、いい具合にグツグツと煮えてきたわい。
ほれほれ住職サマ、そんなに暴れては、いくらキツ~く縛り上げたとは言っても本当に落っこちてしまうぞい。
ほっほっほっほ……



「答えろっ!」と続けるも、その声は愉快そうに高笑いを続けるのみ。そのまま声は消えてしまった。

貴方「くそっ、白蓮さんの博愛の心を踏みにじるようなことをしやがって……。まんまと騙された。急いで博麗神社に向かうぞ!」



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

お気に入り登録登録済み一覧

セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら