WARNING!!
A HUGE BATTLE SHIP
YAKUMO YUKARI
IS APPROACHING FAST
表♪「
夜が降りてくる ~ Evening Star(from『東方萃夢想』)
」
裏♪「
ADAM(from『Gダライアス』G.T.戦BGM)
」
脳裏にそうよぎった瞬間、俺の周囲が紫色の亜空間に飲み込まれた。無数の目玉がこちらを覗き込む。間違いない、これはスキマの中だ。それと同時にアラームがけたたましく鳴り響く。八雲紫が俺を止めにやって来たのだ。
憤怒の表情を浮かべているのだろう。扇子で口元を隠しておりその表情はよく見えないが、そうに違いない。俺は一度幻想郷から脱出しようとして霊夢とドンパチやっている。恐らくは紫も俺の外界への脱出を引き止めにやって来たのだ。だが、俺だって退けない理由がある。信念と信念のぶつかり合いだ。まともにやり合っていては勝負は見えている。ならばより強固な信念をぶつけて退ける他ない。
貴方「紫、俺を止めようとしても無駄だ。訳も分からず外界に放り出されて今も泣いているうちの本尊を救出するまでは俺は止まるわけにはいかないし、そもそも止まりたくても止まれない。このオカルトボールが勝手に外の世界へ引きずり込んでくる」
言い切ってやった。これはいわば宣戦布告。折れるわけにはいかない、逃げるわけにはいかない。恐らく最初は「貴方を外の世界に向かわせるわけにはいきません」と言い出すに違いない。さあ紫、その次は、その次に来るであろう最初の弾幕、どう仕掛けてくる……。
だが、意外にも紫は一直線に突っ込んできたのだ。手に道路標識を手にしながら。馬鹿な、紫なら圧倒的かつ幽雅な弾幕で身も心も屈服させる方がよっぽど効率がいい筈。このような行動に出た理由、それは紫の最初のセリフが全てを物語っていた。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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