(その頃紅魔館内部……)
こぁ「美鈴さん。どうですか? その装甲は特別なんですよ。自分では動けない代わりに豊富な迎撃手段を持っているんです」
眼鏡をかけた小悪魔がずり落ちそうな眼鏡を直しながら説明を続ける。
隣にいるのは魔法の森に住まう人形使いであり、魔法使いでもある「アリス・マーガトロイド」である。
「マガトロイド」でも「マーガロイド」でも、ましてや「マーガリン」でもない。
こぁの言っていた「アテ」とは、アリスのことであった。
人形操作術を応用した機械の装甲や、装甲を無敵たらしめる結界を縫いつける為の遮蔽板を作成するのにピッタリであったのだ。
何よりも「名前を蔑にされる者の為の異変」という点に興味を持ち、彼女は快く協力してくれた。
アリス「血のような真っ赤な門。名付けて『
ブラッディーゲート
』よ。赤い屋敷を守る門番に相応しいでしょ?」
美鈴「はい! 門番として俄然やる気が出てきましたよー。先程も魔理沙さんを迎撃して見せました!」
アリス「あれは見ていてスカっとしたわ。お手柄よ、美鈴。まさかあんなに早く操作方法を飲みこむとはね」
魔理沙に続き、元の紅魔館の主たちも舞い戻ってくる。
咲夜「中国! 一体何のつもりなのかしら? こんなにオイタしたら後が怖いわよ」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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