美鈴「見て分かりません?紅魔館は私と私に賛同してくれた同志の手に落ちたのです。たとえ咲夜さんだろうとお嬢様だろうと、この門を通すわけにはいきません!」
咲夜の目から光が消える。
咲夜「そう、いきなり紅魔館を乗っ取ったとか馬鹿げたことを言うので悪い冗談なのかと思っていたけれど、本気なのね。でも安心した、手加減しないで済む」
周囲から色が消える。時を止めたようだ。赤い門を囲むようにナイフを設置すると、再び時を動かす。
美鈴「ひぇっ!」
アリス「『ブラッディーゲート』を信じて!」
同志の助言に目を見開く美鈴。咲夜のナイフは全て装甲に遮られ突き刺さることはなかった。
咲夜「嘘……」
美鈴「門番の仕事と咲夜さんのお仕置きで鍛えてるんです! その程度の攻撃では傷一つつけられませんよ」
ハッチから妖精メイドを呼び出し、布陣を組ませる。本体と妖精からの弾幕で反撃を行った。
レミリア「うぁっ!」
咲夜「お嬢様っ!!」
レミリアの翼が弾を受ける。吸血鬼なのでこの程度のかすり傷では大したダメージにはならないはずだが、苦痛に顔を歪めている。美鈴の迎撃を急に取りやめ、急ぎ、自らの主を庇うように立ちはだかる。
咲夜「お嬢様にまで手を上げて……。後が怖いわよ?」
尚も執拗に続く攻撃から、かつての館の持ち主たちは一度退散していった。
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら