白蓮「映姫さん、拍手返事763のトップを飾れて本当におめでとうございます!」

映姫「え、ええ。それは光栄ですけれどいったい何が起きるのでしょうか?」

白蓮「そりゃあもちろん、763なだけあって南無三ですよ♪ 映姫さんには南無三を体験してもらいます」

映姫「ば、罰ゲーム!?」

白蓮「いえいえ、南無三するのは貴女の方です。実は私、身体強化の魔法を扱うのですが、他の人の肉体を一時的に強化するのがどうしても出来なくて、ここ最近練習してきたのです。それで、ようやく人様に披露できるようになったのでこの祝いの席で幸運な方に体感してもらおうって思ったのですよ。星ちゃん、例のものを持ってきて頂戴」

星「はいっ、かしこまりました!」

星が持ってきたのは木製の棒とまるで鉄球のような物体。

映姫「これは……?」

白蓮「花火です♪ これをこの木製の棒で思いっきり打ち上げて祝砲とします。身体強化されていますから自分でも驚くほどよく飛ぶはずですよ。あ、それと注意ですが、私が合図して『いざ南無三』と言いますので、それに合わせて貴女も……」

映姫「待ちなさい待ちなさい。こんな昼間に花火なんて打ち上げたら危ないのでは?」

白蓮「心配ご無用! 花火を打ち上げるって話は事前にしてありますし、命蓮寺の上空に近づこうとする方が来ないように○○さんがアールバイパーに乗って巡回しています。では、映姫さんは思いっきり花火を打ち上げて日頃のストレスを是非とも発散させてくださいね?」

映姫「そ、そこまで言うのでしたら……」

おずおずとバットを受け取る閻魔様。白蓮はそんな映姫の背中に優しく触れると呪文を詠唱し始める。

白蓮「いいですか、私が『いざ南無三』と言いますので、映姫さんもそれに合わせて口にしてくださいね? これでタイミングを取りますので」

いよいよ祝砲が撃ち出される。映姫の体に魔力が流れ始めた。




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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