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「……きさんっ! 映姫さんっ!!」
俺は相棒の名前が何度も叫ばれるのを耳にしながら起き上った。あたりはすっかり夕暮れになっており、俺の相棒である映姫さん……違うっ、俺の相棒は白蓮さんだ! そしてその俺のある意味命よりも大切な銀色の相棒は……
貴方「俺の翼、それはアールバイパーだ……」
どうやら俺は変な夢を見ていたらしい。妙に鮮明だ。もしもあの日、白蓮さんではなく映姫さんが俺を助けてくれていたら……そんな「もしも」の未来を見た気がしたのだ。
映姫「ううん……○○さん、銀鶏の様子は……って、ちょっと何処を触っているのですか/// そんな押し倒したりなんか……/// んもぅ、そんな調子ではいつまでも黒のまま……むにゃ……」
もしや、同じ夢を見ているのか? ってか夢の中の俺何してんねん。頭に包帯が巻かれており手当は済んでいるようだ。アールバイパーもにとりが修理しており、そして何故か星が手伝っている。
ほどなくして映姫さんも目を覚ました。
映姫「ううむ……、アクシデントはありましたが、なんだかんだで思いっきり打ち上げるのはスッキリしましたし、その後も何だか楽しい夢を見た気がしますので、今回の事故の件は不問としましょう。白蓮さん、○○のことを大切になさいな。それが今の貴女に出来る善行です」
かくして「拍手返事763」を巡るちょっとした異変は幕を閉じたのである。
もしもの未来……か。俺はそんな映姫さんの後姿を見ながら色々と思いをはせるのであった……。
おしまい
あとがき
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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