白蓮「かっ、かっ……彼女っ!?」
分かりやす過ぎる程に耳まで真っ赤になっている。
白蓮「わっ、私は……○○さんを引率する役目があるわけで……/// これではまるで外界にデートに行っているようなものじゃないですかっ!」
早口でまくし立てる。確かに紫は俺の監視役として一緒に外界に来ているが、どう考えてもそれ以上の意味を含ませているに違いない。あの俺達を送りだす紫の笑い方はそんな感じであったのだ。
というか目に見えてパニクってる白蓮はかわいい。もう少しからかってみるか。
貴方「そうか、俺みたいな彼氏は嫌なんだ……」
白蓮「んなっ!? そ、そういう事を言っているんじゃありませんっ! ただ私の役割を忘れないようにってだけで、○○さんのことが嫌いとかそういうのでは……///」
言葉を詰まらせながら反論する。ほんとにかわいい。
白蓮「さあ、時間は有限ですっ! あんまり私をからかっていないで、早くお家に入りましょう!」
(青年、昔話に花咲かせ中……)
一通り顔を見せ、二人で行く場所があるからと行って俺は実家を後にした。両親は何かを察したのか、意味深な表情を浮かべつつ、俺達を優しく送り出してくれた。
白蓮「だからまだ違いますって///」
貴方「『まだ』? ということはいつかは……」
白蓮「もう知りませんっ! 南無三っ!! この話はおしまいですっ///」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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