そんなこんなで久々の実家に戻り、今の生活が充実して上手くいっていることも両親に告げて俺は生家を後にしたのだ。

白蓮「まだ約束の時間までたっぷりあるので、紫さんへのお土産を探しながら外界の様子を見てみたいです。折角の外界ですし」

そんな事を白蓮が言うのだ。なるほど、一理ある。ならば外界に居た俺が白蓮をエスコートしこの世界を気に入って貰わねばならないな。

貴方「でもさ、これって傍から見たらデートってやつじゃ……///」

白蓮「あっ……/// やられました。紫さんが自ら監視をせずに、どうして私を監視役に任命したのか。初めからこのシチュエーションにすることを考えていたのですね……」

外界に詳しい筈の紫が自ら出向かずにわざわざ白蓮にオメカシまでさせて俺と一緒に外界に送り出したのだ。俺は何となく察しはついていたが、白蓮はそのことに全然気が付いていなかったようだ。

今もどこかでスキマが開いてこの初々しい反応を見てスキマ妖怪は笑っているのかもしれない。

ならば尚更楽しまなくては。せっかくの機会だしね。


さて、どこへいこうか……

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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