声の主を目で追っていくと、背の高い女性がにこやかな笑顔を浮かべていた。
片方は腰まで伸びたウェーブのかかった長髪の女性。生徒会長の白蓮さんだ。今もおっとりとした口調でレミリアを嗜める。
白蓮「レミリアさん、素敵な世界に浸るのも良いですが、そろそろ下校時間ですよ?」
するとレミリアは先程までの難解な口調をやめて、ペコリと頭を下げる。
レミリア「うぅ、こんな時間になっていたとは、気が付きませんでした。白蓮先輩……いえ、生徒会長が来なかったら今も夢中だったかと……」
この白蓮さんってのはおっとりとした口調を崩さないものの、流石というかなんというかカリスマ性は凄まじいようだ。あのレミリアを素に戻してしまうくらいなのだから。
それよりも下校時間が過ぎているのなら俺もここにこれ以上残るわけにはいかない。俺はレミリアに挨拶すると足早に校舎を後にするのであった。
レミリア「(私もあんな風にカッコよくなりたいな……)」
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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