そっか、そう言う事があったのか。
それで橙は藍から逃げたんだね。
気持ちはわかるよ。でも、それは藍なりに橙を心配してるんだ。
今まで橙もその藍のお節介に助けられた事があるはずだ。だけど橙はそれを忘れて「大嫌い」と言って家を飛び出した訳だ。
恩を忘れて現実から逃げるのが橙の言う大人か?
今ならはっきり言えるよ橙。大人になるんだ。
今からでも遅くはない。藍に橙の気持ちが伝わるまで向き合うんだ。
………と言っても藍が向き合える状態じゃないな…
どうするか………真面目に考えないと本当に命がかかってるからな……とりあえずチルノは後でぶっ殺す。
橙「無理だよ。藍さまには独り立ちするために鳥獣伎楽のメンバーになるって言ったんだけど、頭ごなしにダメって言われて、それが藍さまに『どうせ出来るわけがない』って暗に言われているように感じて、その相手が大好きな藍さまだったから、より悔しくて悲しくて……」
みすちー「いい事を思いついたわ。藍さんにライブのチケットを渡しましょう。橙ちゃんが頑張っている所を見たら藍さんも考えを変えてくれる筈」
リグル「でも肝心の藍さんがまともにコミュニケーション取れないんでしょ?」
みすちー「橙ちゃんがチケットを届けるんだ。橙ちゃんには藍さんも心を開く筈。それに橙ちゃんには藍さんに他の用事もある筈だよ。そしてそれは君にしか出来ないことだ。言えるよね?」
橙「……(コクリ)」
みすちー「悪いけれどお兄さんもこの子に付き添ってくれないかな? 橙ちゃんは今も迷っている。そんな時に優しく背中を押してあげるんだ」
あ、ありがとう白蓮、助かったよ。もう少しであの鬼女に殺される所だったよ。
って白蓮?どこに連れてくの?
白蓮「今貴方は怖い思いをしましたね? さっきまで小傘ちゃんも同じ思いをしていたんです。どれだけ小傘ちゃんが怖がっていたか分かったでしょう? もうあんな真似、してはいけませんよ? 貴方にそれを言いたかったのです」
プレゼントって言ってもちょっとした物だけどね。ほら、ここだよ。世にも珍しい頭巾専門店だ。
何でも好きな物を選んでよ。
一輪「頭巾のお店なんてあったんだ……。色々あって迷っちゃうな……。ねえ、貴方ならどんな頭巾が似合うと思う?」
い、いや、そんな事は無いよ?これはただ疲れたから休憩してる訳であって…その………(顔真っ赤
白蓮「はいはい、疲れたんですよね。よしよし、ゆっくりおやすみなさい♪」
勇儀姐が好きだが戦う力を持っていないしがない只の人間です。
唯一持ってる力と言えば「2cmほど浮ける程度の能力」。
今日はそんな勇儀姐に告白しようと思ってるんだ。
映姫様には今日そっちに行くかもしれないと言ってある。小町に先に渡し賃を払っておいた。
白蓮、こんな俺にアドバイスをくれ。
勿論戦うつもりだよ?俺のこの「2cmほど浮ける程度の能力」を駆使してね。
白蓮「勇儀さんは自分に勝負で勝った人としかお付き合いしないようですね。でも弾幕勝負じゃなくてもいいそうですよ。前にお酒の早飲みで彼女に勝負を挑んだ方もいましたし。その自分の能力が有利に働く勝負事で申し込んでみてはどうでしょうか?」
むしろこの温泉を寺の一部にしてしまおう。何、問題はない神霊廟の真前だが
白蓮「温泉の所有権で神子さんたちと争うことになっちゃいそうですね……。それだと」
では、寺の皆さんの様子を見てきますね。
(言いつつ、たたまれている服に着替え、寝巻きをたたんで白蓮に渡した後、ポケットをまさぐり石畳の修理代を渡す。)
(寝室を出て数分後、寅丸が宝塔を失くして慌てているのを見かけた。一緒に探してあげる事に。
探し始めて数分後、中庭で)
ん?あそこにあるのは・・・宝塔?
全く寅丸さんってば・・・こんな分かりやすいとこにあるじゃない・・・かっ!?
(宝塔に数歩近づいた途端、体がガクンと下に落ちる感覚に襲われる。落とし穴にはまったようだ。それでもどうにか穴から抜け出し、宝塔に触れてみるが・・・それは宝塔ではなく「宝塔に見える岩」だった。
そう、○○はぬえのイタズラにまんまと引っかかったのだ。)
あーあ・・・折角洗って頂いた服が土まみれに・・・。
白蓮さんに何て言えば・・・。
白蓮「まあ、ぬえちゃんに……。服はもう一度洗いましょう。すぐに用意させますので」
温泉で暴れたらさすがに養護できないなぁ(棒)
みんな見てるんだし喧嘩じゃなくて話し合いでなんとかしよう(提案)
白蓮「私も出来ればそうしたい、一緒に入れたらな……とは思うのですが……」
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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