ナイスアイデア!ちんちん鳥!!!
よし、藍にチケットを渡しに行こう!
橙、藍は多分色々言うと思うけど絶対に言い合いになっちゃ駄目だからね?大人の態度でね?
よし、行こう!
みすちー「誰がちんちん鳥よ……。それじゃあ橙のこと、頼んだよ」
(青年&少女移動中……)
橙「……藍様」
藍「……橙っ! 戻って来てくれたんだね? 思い直してくれて私は嬉しい。あんな危ない不良グループに入るというから心配したが、最後には私を選んでくれた」
橙「藍様、ごめんなさい。本当は嫌いなんかじゃないです。藍様が凄いショックを受けたってお兄さんから聞いて……」
藍「大丈夫。それでこそ私の可愛い可愛い橙だ。さあ、私の胸にいっぱい甘えると……」
橙「それと、もう一つごめんなさい。まだここには戻れないんです。……これ(スッ)」
藍「……橙、その紙きれは?」
橙「毎日楽器の練習して、遂にデビューが決まったんです。ミスティアさんもよく頑張ってるって褒めてくれました。藍様にも今度のライブ来てほしいなって……」
藍「鳥獣伎楽のチケット? 橙っ、まだ諦めてなかったのか! 橙にはいずれ八雲の姓が送られる身。こんな音楽か騒音かも分からぬ爆音で人様に迷惑ばかりかける不良になられたら困る!」
橙「不良じゃないよっ! ちゃんと音楽に真剣に取り組んでいるもんっ! 藍様にはそれを見て欲しいから、だからライブに来て欲しくて……」
藍「黙れっ、八雲の恥さら……」
紫「へえ、それよく見たらペアチケットなのね。藍、私はライブを見てみたいわ。相当混雑しそうだから護衛が欲しいわね(チラッ)」
藍「ゆっ紫様、高貴な八雲の名にふさわしくないです。こんな騒音をまき散らすだけの茶番など」
紫「(その八雲の名の祖は私なんだけど……)だってあの鳥獣伎楽でしょ? ナウなヤングにバカウケなのよ。ゆかりんも一目見て若い感性を磨きたいわぁ」
藍「紫様がそれを言いますか……。分かりました。紫様の護衛で仕方なく、し・か・た・な・くライブに行くとしましょう。こんな非常識で治安の悪そうな場所だもの。そんな場所で紫様に何かあったら一大事だからね。橙、見るに堪えない茶番劇だったら無理矢理にでも引きずり降ろすからな」
紫「(そっちのほうがよっぽど非常識な行為だと思うけれど……)橙、チケットは確かに受け取ったわよ。二人で見に行くからイカしたパフォーマンスお願いね」
橙「うん! 紫様も藍様もいつもと違う橙を楽しみにしてね!」
紫「(はぁ、終始傍観している予定だったけれど、この浮気男の手助けしちゃったな……。だって可愛い式がギスギスしているなんて私が嫌だもの)そこの貴方、藍を直すようにってお願いだったけれど少し条件を変えるわ。この二人を仲直りさせて頂戴。そして今は橙に付き添ってあげて。私は藍のフォローに回るから」
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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