貴方「ああ、俺のことも完全に受け入れてくれる新たな幻想郷。そんなものも悪くはないな。俺はようやく帰るべき場所を見つけたのかもしれない」
心の安堵となる場所を提供してくれる青娥。柔和な表情で差し伸べられた手を俺はゆっくりと手を伸ばす。
白蓮「そんなっ……!」
そして俺はしっかりと手に取った。柔らかくはあったがどこかガサガサした手。ずっと一人で戦ってきたのだろう。誰にも理解されない中、青娥は幻想郷をより良くしようと孤軍奮闘してきたのだ。
そのヒンヤリとした手をしっかりと握りしめた。俺の体温がしっかり伝わる様にと。
貴方「なんて……言うと思ったか、このペテン師がっ!」
そして思い切り手をひねり上げてやった。怯んだ隙にアールバイパーのコクピットに逃げ込み再び距離を取る。
貴方「俺にいわせりゃお前の方が誰にも理解されない一人ぼっちだ。お前はいつだって騙し、奪い、そうして強くなってきただけだ。俺はそういったところを散々見てきたし、今さっき貴様はそれを公言していたじゃないか」
後ろでは手を組んで不安げにやり取りを見ていた白蓮の表情が晴れていた。
貴方「安心してくれ白蓮、これが俺の答えだ。俺の帰るべき場所は命蓮寺、それは揺るぎようのない事実だ」
改めて俺は真の敵と対峙する。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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