次の日……。今日も今日とて俺は即席の弾幕闘技場で数多の少女達を相手する。今日は白蓮さんもオフの日であったらしく、俺のことが心配だからとついてきている。

白蓮「○○さんはすぐに無茶をするんですから目が離せませんよ」

そんなこと言っているが、こちらを応援する気満々の衣装に身を包んでいる。両手にボンボンまで持ってかなり気合を入れて応援している。

白蓮「フレー、フレー! ○○さんっ!」

こりゃあ負けるわけにはいかないというわけで、そのまま「切り裂きジャック」をオカルトとして使ってきた咲夜さんや、「モケーレムベンベ」という聞いたことのないUMAのオカルトを使ってきたレミリアに勝利する。

咲夜「やっぱり時止めが通用しないなんて反則じゃないの! あの狸は『観客が試合の流れを掴めなくなるから周囲の時間を止めるのは禁止』なんて言い出すし」

今回のメイド長は放つ弾幕や俺の時間をピンポイントで止めるという形を用いていたが、超時空戦闘機であるアールバイパーには時間操作系の能力が通用しないこともあり、一度だけ窮地に陥るものの、それ以外は一方的な試合運びになってしまった。

当然ながら試合の結果に納得がいかない咲夜さんはマミゾウにつかみかからん勢いで抗議する。

レミリア「咲夜、それくらいにしなさい。能力が無効化されているなか、よく善戦したと思うわ」

そんな咲夜さんを優しげな声でレミリアが窘めている。すると驚くほど機嫌がよくなり「お嬢様にいいところを見せようとしたのに申し訳ございません」と言い出すではないか。よほどこの従者は主のことを慕っているのだな……。まあ俺も人のことは言えないけどさ。

マミゾウ「さあ、強豪二人を退けた銀翼。さあ、こやつの翼をへし折れるような剛の者はおらぬかっ!?」

次の対戦相手を募っていると、すぐに闘技場に躍り出る姿があった。さあ、次勝てば連勝記録が妖夢と並ぶ。気合を入れて行こう! さあ、誰が来る……?




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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