色々と気になることもあり寝付きも悪かったが、そろそろ起きる時間だ。起床して朝食を済ませ、一息つく頃にマミゾウが俺を呼びつけてくる。その筈だった。

マミゾウ「今日はお休みじゃ。ワシは他に何か面白い商売に繋がるものを探してくる。そろそろ新しいことにチャレンジしないとマンネリになってしまうからのぉ」

どうやら久しぶりに自由な日が来るようだ。マミゾウの言う新しい商売とやらも物珍しさを重視する弾幕ごっこでなければアールバイパーを駆り出す理由はなくなるしこれでようやく羽を伸ばせる。

そうだ、久しぶりに白蓮さんと過ごすことにしよう。折角仲直りできたのに、何だかんだで慌ただしくて昼に二人きりになる機会というのはなかなか来なかった。

そう思い立った俺は廊下を歩み彼女の部屋を訪ねようとした。

ところが、縁側を歩いていた時に、何やら不可解な大きな力が俺の背後から突っ込んできて、俺は思い切り転倒してしまった。

なんだなんだ? もがいていると真っ黒い羽毛が少し飛び散っているのに気が付いた。天狗か、天狗の仕業か?

しかしその相手は文でもはたてでもなかった。

貴方「お、お前は……!」



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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