目的地は霧の湖に集いつつある奇妙な光を携えた妖精の軍団。その理由は分かりかねるが、人を狂わせるような奴らを野放しにするわけにはいかない。全速力で湖へと翼を進めると、おお、いたぞいたぞ。あからさまに怪しげな松明を持った妖精の大軍を。

貴方「グラビティバレット!」

数が多すぎる。一人一人相手にしていたのではキリがない。ここはまとめて小型ブラックホールの餌食になってもらおう。アールバイパーから放たれた紫色の弾丸が、妖精たちの目の前で炸裂、黒い爆風を展開した。この一撃で数体を撃破。狙われていることに気が付いた妖精の群れは散開し、逃げようとする。

貴方「無駄だ無駄だ! ハンターからは逃げられない」

兵装をハンターに換装、この間にオプションも4つ呼び出し、大量の青い球体を放った。球体はすばしこく回り込むと妖精達へ着弾していく。よし、全滅させたか?

貴方「いや、まだいるな」

どうやら妖精という種族はか弱い代わりにその肉体を滅ぼしても「一回休み」というインターバルを挟み再び復活できるらしい。こいつらはどういうわけかすぐに復活すると、生き残った妖精から松明の炎を分けて貰い、また多くの光を携えた軍団として復帰してしまうのであった。

貴方「一気に攻撃して全滅させるほかないな」

それを実現させられるのは「重銀符『ブラックホールボンバー』」くらいだろう。オプションをアールバイパーの周囲で高速回転させ、オーバーウェポンの準備に入る。

だが、突如湖の水が盛り上がる。何かが迫ると思い、とっさに回避行動を取った。案の定、湖から不意打ちをかけようとした存在を確認。そしてその姿を見て俺は驚愕することとなったのだ。



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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