白蓮「○○さんっ! 命蓮時の上空に突然巨大な魚が……! きゃああっ!!」

一瞬だけそのように聞こえたかと思うと、ホログラムが乱れ、最後には通信が途絶えてしまった。

貴方「シーマは幻想郷各地に総攻撃を仕掛けているんだ! こんなことされたらひとたまりもないぞ!」

衣玖の予言、それがそのまま現実のものとなってしまった。恐らくは永遠亭も白玉楼も、そして妖怪の山までもが同じ目に遭っているのだろう。

貴方「衣玖、天界にもシーマが押し寄せている可能性が高い。ダークヘリオスと一緒に迎え撃った方がいいだろう。ここでお別れだ、俺は命蓮寺に向かう!」

俺は衣玖さんに拳を突き出す。すぐさま拳が返ってきた。拳同士で軽く触れ合う。

衣玖「○○さん、幸運を」
貴方「お前達も……な」

それぞれの帰るべき場所へ、それぞれの守るべき場所へ……。ここが踏ん張りどころだ。何としてもシーマの、そして彼らを狂わせたクラウンピースの「友人様」とやらの野望を阻止しなくてはならない!

銀翼の向かう先、その空がわずかに白み始めた。夜明けは近い……!


銀翼と妖怪寺∀CE VIに続く……

名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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