そこにはかつてない程に綺麗にメンテナンスされた我が相棒の姿が見えた。だが、それを見ているのは俺と衣玖だけではない。しばしの間同じ戦火に飛び込む仲間が横にいる。彼女はいつの間にか白衣から赤いパーティドレスのような戦闘服に着替えていた。
朱理「これからあの磯臭い侵略者どもを焼き払えると思うとゾクゾクするわ♪ 短い間だけどよろしくね、マスター」
噂通りの好戦的な女性のようだ。それよりも握手を求めるべく手を差し出しているようなので、俺もそれに応じることにした。これから共闘する相手、少しでも円滑な関係にするべきだしね。
貴方「ああ。サポート頼むぞ、朱理」
ガッチリ握手を交わす。これがエレメントドールの手……ロボットとは思えない温もりと感触。挨拶も済ませると、彼女の興味対象はアールバイパーに移る
朱理「これがマスターの翼?」
しげしげとアールバイパーを見つめる。こうやって様子を見ながら細かいところを計測しているのかもしれない。
貴方「銀翼『アールバイパー』さ。幾度となく俺の危機を、そして幻想郷の危機を救ってきた希望の象徴」
朱理の手を取り後部座席に座らせると、俺はこの空母から発艦、衣玖さんと共に守矢神社へと戻った。いつの間にか藤色の母艦はどこかに姿を消してしまっていた。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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