魔人経巻の文様が浮かび上がるコクピットの中、俺は最大最強の一撃を放つ。放ちながら俺は白蓮さんとの絆を感じていた。
4本の赤いレーザーと無数の鱗型弾幕がグレートシングの弾幕を、そして本体を貫いていく。
貴方「復誦! 復誦! 復誦っ!!」
押し切れっ! その思いが通じ、完全にグレートシングを魔神復誦の光が包み込む。そして断末魔の叫びと共に強烈な爆発。仕留めたぞ、でかぶつクジラを!
貴方「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
額から多量の汗がボタボタと垂れる。紫色と金色のオーラに包まれていたアールバイパーも元の銀色に戻っていた。
サグメ「こちらも護衛艦の殲滅を確認した」
月を、幻想郷を襲う勢力で最大最強を誇るであろうグレートシングを沈めたのだ。これで純狐も手詰まりの筈だ。
貴方「どうだっ! お前が切るであろう最強のカードもこの有様だぞ。今度こそ降伏し、シーマを送り込むのをやめてもらおう!」
今も高みの見物と決め込んでいるであろう純狐に向かって俺は吼える。だが、慌てふためいて降りてくる様子もどこかへ逃げたような様子も見られない。おかしい、奴は既に追い詰められている筈だ。
俺は意を決して奴が佇んでいるであろう上空目がけて急上昇した。
→
名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
お気に入り登録
/
登録済み一覧
セーブデータ
新規登録・ログイン・マイページはこちら