ロンゲーナー大佐「この小娘っ、何をしやがる!」

ヒバチの中でロンゲーナー大佐が誰かと争っている。その音をヒバチのマイクが拾っているらしい。そして大佐の他に聞こえる声は聞き覚えのある少女の声であったのだ。

早苗「○○さんが命をかけて戦っているんです。私だって!」

コクピットの中では早苗が暴れ回っているらしい。ここからでは、どうなっているのかは分からないが今のでヒバチを思うように操縦できていないのが分かる。

ロンゲーナー大佐「小娘を生かしておくのは『アイツ』の頼みだったが、やはりあの時に処刑しておくべきだったか」

取っ組み合いにでもなっているのだろうか? それでは早苗に勝ち目がないのは明らかだ。体格に圧倒的な差があるではないか。案の定、体が叩きつけられる音と早苗のうめき声が聞こえた気がした。

早苗「今ですっ、今しかありません! 私がヒバチのバリア展開機能を封じている今しか……。○○さんっ、私ごと奴を貫いてください! もうそれしか方法がありません!」

鳴り響く銃声、何が起きているのか想像はしたくないが早苗にとって良くないことが起きているのだけは分かる。

大佐「ええい、そこをどくのだ小娘!」
早苗「貴方の言う通りになんて……するものですかっ!」

むちゃくちゃな軌道で飛び回るヒバチの中、今もロンゲーナー大佐と早苗が戦っているのが分かる。今もガンガンと壁に何かを叩きつける音が聞こえてくる。……風祝の命を張った努力を無駄にするわけにはいかない。

貴方「早苗……」

操縦桿を握る手が激しく震える。気をしっかり持て俺! 俺の為、幻想郷の為に命を投げ打つ彼女の気持ちに応えないわけにはいかないんだっ。

貴方「俺は絶対に生き延びるからな! お前の分まで……絶対にだ」

涙で視界が歪む。だけれど俺はやらなくてはならない。

貴方「大魔法……」

あとはトリガーを引き俺が叫ぶだけだ。俺と白蓮の、俺と幻想郷の、絆の証をっ! あの大佐に見せてやるぞっ!

貴方「魔神復誦っ……!!」



名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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