かつてシーマの「ディメンションダイバー」によって破損していた槐安通路は未だ復旧のめどが立っていない。いや、更に崩壊しているのではないだろうか。まさか首領蜂隊のしわざか!?
通路の出口からは頭を抑えながら月面へと逃げていく月の民でごった返している。それを綿月姉妹がどうにか誘導している状況だ。
貴方「依姫っ、やはり首領蜂隊の仕業か?」
依姫「どんぱち……? よく分からないが魚って感じはしなかったな。とにかく槐安通路が正体不明の艦隊からの攻撃を受けている。完全に壊れる前に皆を避難させなくては」
二人で話しているとどこからか豊姫が月の民の子供を何人か抱きながら姿を現した。
豊姫「子供や怪我人は大体これで全員よ」
彼女の能力で逃げ遅れた民を救出していたのだろう。さすがに大人数を一気にワープさせることはできないようで、何度も槐安通路と月面を行き来していたらしいことが分かる。
貴方「すまない、俺達の仲間の中にスパイが紛れ込んでいた。それでここの存在も首領蜂隊にバレてしまったようだ」
俺はますます幻想郷の様子が心配になった。地底のバイド異変の時だって俺が幻想郷から離れているうちに大変なことになっていたのだから。一刻も早く地上に戻らなくては取り返しのつかないことになりかねない。
依姫「おいっ、こんなボロボロの通路を抜けていくつもりか?」
貴方「当然だっ、地上の首領蜂隊を叩きに行く! 俺の友達が捕らえられているんだ」
サグメを依姫達に任せ、単機で壊れかけの槐安通路へ飛び込もうとするが、俺の裾を引っ張る手がそれを遮った。
サグメ「この中には私の友達がいるはず。通路が健在ということは今も彼女はこの中に取り残されている筈。お願い○○、お友達のことも、ドレミーのことも助けてあげたいの。この私の手で」
それなら置いていく理由などない。機体にサグメを乗せたまま改めて崩壊しつつある夢の通路へと踏み入った。
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名前:聖白蓮
身体強化率326%
お姉ちゃん!
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