(命蓮寺では……)


今日も○○さんは戻ってきませんでした。私はさっきから嫌な予感しかしないのです。本当にこの墓標に大切な人の名前を刻まなければいけないのか……と。

でもそれをしてしまうと、私が彼を諦めてしまったことになる。彼ほど私の考えに共感してくれて、そして一緒にいて心の安らぐ方が他にいたでしょうか?

白蓮「お願いです。どうかもう一度、彼と再び巡り合えるように……」

涙を流しながら祈りました。彼の無事を、そして再会できる日を。そんな矢先……

星「聖っ、ひじりー!」

切迫した表情で星ちゃんが私の元にやって来たのです。

白蓮「どうしたのです? まさかまた宝塔を?」
星「ちっ、違いますってば!」




名前:聖白蓮
身体強化率326%

お姉ちゃん!

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